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webディレクターマニュアル 必要なスキル・ノウハウ

Web業界10年目のWebディレクターのまとめ。必要なスキルや仕事に役立つノウハウやサービス分析など。

ヤフオクのフリマモードとは?Yahoo!の焦り、メルカリ対策について

ヤフオクがついに「フリマモード」という機能を作って、CMでもなり振り構わない姿勢になってきましたね。個人的にはついに、という感じですが大事な節目になるような気がしているのでまとめてみたいと思います。

 

フリマアプリ、「メルカリ」って何か?>

「フリマモード」っていう機能がヤフオクについた訳ですが、「フリマ」という言葉はここ最近ものすごく伸びてきており、そのおかげで「フリマモード」の意味も何となくわかりますね。

 

フリマアプリといえば、「メルカリ」が今や圧倒的No1ですが、実は日本で初のフリマアプリはメルカリではありません。ヤフオクの話に入る前に、今回はフリマアプリの生まれから、現在をざっくりまとめたいと思います。

 

元祖フリマアプリは「フリル」、「メルカリ」は実は2番手

現在のNo1は「メルカリ」ですが、実は日本発のフリマアプリは女性ファッションに特化した「フリル」が最初のアプリなんです。

 

リリースは「フリル」が2012年7月で、「メルカリ」が2013年7月と、一年早くリリースしているのですね。フリルも非常に素晴らしいサービスで、女性ユーザーを早いうちに囲い込み今も伸びていますが、メルカリはお金の使い方が素晴らしく、ユーザーが伸びていくフェーズにおいて広告・CMともに上手く、物凄い速度でサービスを伸ばしています。

 

メルカリがリリースして1年経つ頃には、すでにNo1の地位を獲得し、そのままずっとフリマアプリのトップを独占しています。

フリマアプリは多くのサービスがリリースしては淘汰されてきましたが、最近はフリルが楽天傘下に入ったため、「メルカリ」vs「ラクマ、フリル」という構図になっているのも興味深いところです。ただ、2つのサービスを相手にしても、メルカリの方が3倍近い流通総額を持っていると思われるので、今後どうなるか楽しみだなと思っています。

 

フリマアプリとヤフオクについて

ちょっと話が逸れましたが、フリマアプリは前項のような形で非常に伸びてきました。

メルカリが出てきた時から、個人間取引のプラットフォームということで「ヤフオクがライバルですか?」のような話はありましたが、メルカリ代表の山田さんは「ヤフオクを使ってない層を取っているのでライバルとは思っていない」のようなコメントをしていました。

 

正直、全くのライバルじゃないというのは無理があると感じていましたが、ヤフオクはオークションなので少しリテラシの高い人かつ男性メインのサービス、 メルカリはリテラシが低い女性メインだったので、あながち嘘でもなかったのかと思います。

 

ヤフオクがついにメルカリに危機感を感じている?

本題ですが、最近のCMの動きを見る限り、Yahooとしてはメルカリをライバルとして認知し本格的な対策に乗り出したのかと思います。(もっと前から検討してたと思いますが、最近ついに動き出したというのが本当だと思います。)

 

というのも、メルカリの流通額がかなり伸びており、一部カテゴリを除けばヤフオクに近い数値になっているのではないかと思うからです。

メルカリは非上場企業なので正確な数値はわかりませんが、おそらく現在の月間流通額は200億前後まで伸びているのではないかと思います。そして、ヤフオクは600億前後なという数字です。

 

まだまだ3倍の開きがあるので圧倒的かとも思えますが、メルカリは実質3年ちょっとでこの伸びです。また、3倍の開きがあるとはいえ、カテゴリ別であればヤフオクレベルに育っているのではないかと思います。

 

ヤフオクはデジタル系商材や車など、高単価なものの利用が多くあるので流通額としては非常に高いものがあります。ただ、そのカテゴリを抑えている状態で3倍の差ということは、ファッション系の商材でいうとメルカリが同レベル、または勝っていることもあり得ると思います。

最近メルカリも車など高単価商材に力を入れてきていますので、ここでヤフオクユーザーを取り入れていくことができるなら、一気に流通額で追いつくこともあり得るので興味深くみたいところですね。

 

ただ、もちろんそんな簡単ではなく、「フリマアプリ」は「簡単に取引」できることが売りな反面、車など高額な商品だったり詳細検討が必要なデジタル製品を取り込むのは難しいとも言えます。とくにメルカリは低単価なファッションを多く雑多に扱っているアプリなので、そこで高単価な物を販売するかは微妙なところですがどうなっていくかですね。

 

ヤフオクのフリマモードについて

まとめですが、ヤフオクの新機能については、これらの状況に対しての対策であると思います。ヤフオクという「オークション」サービスであるにも関わらず、なり振り構わず、若干自虐的なCMまで展開しているのは焦りも見えつつ、正直大手でこれはすごいなと思いますので、対メルカリの施策をどう展開していくのか楽しみです。

 

差別化としては正直あまりなく、、オークションサービスに無理矢理フリマモードを乗せているのでわかり難い点は否めませんが、手数料は多少ヤフオクの方が安くなる可能性もあります。

フリマアプリは販売手数料が10%をベースにしていますが、ヤフオクは8.64%です。ただ、ヤフオクは月額300円ほどの月額費用がかかってしまうのでライトユーザーからするとメルカリの方がやりやすい印象ですね。

 

ちょっとまとまりのない文章になりましたが、ヤフオクの動きが面白かったので備忘になります。今後ヤフオクがどう動くのか楽しみにしたいと思います。